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2010年08月16日

島ECO学科vol.4「イノーの海の宝さがし」レポート

ハイタイ!

晴天に恵まれた
終戦記念日の8月15日(日)。

糸満市の大度海岸で、
島ECO学科vol.4
「沖縄サンゴ・ウォーキング in 大度海岸
イノーの海で宝さがし〜ネイチャービンゴゲーム」


が開催されました!

ボランティアスタッフとして参加した
沖縄国際大学の村吉依子さんのレポートをお届けします。

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島ECO学科vol.4「イノーの海の宝さがし」レポート

今日の教室は、糸満市の南部にある大度海岸。
沖縄本島では数少なくなってしまった、
貴重な自然海岸です。

ジョン万次郎が上陸したことから、
ジョン万ビーチとも呼ばれています。

島ECO学科vol.4「イノーの海の宝さがし」レポート

今日の先生は、翁長均先生。
まずは浜辺で、
人工ビーチと自然海岸(イノーの海)との違い、
危険生物についてのレクチャーを受けたあと...

島ECO学科vol.4「イノーの海の宝さがし」レポート

「au smart sports run&walk」を起動させて、
さっそく海へと繰り出しました。

今日みんなで歩いた距離は、1キロ=1円として
24時間テレビに寄付されます。

島ECO学科vol.4「イノーの海の宝さがし」レポート

人工ビーチの白い砂浜、サラサラな砂・・・
とはひと味違うイノー(礁池)を散策。

足場はゴツゴツとしていて歩くのが大変で、
とても滑りやすくなっていました。
(※ビーチサンダルで行くのは危険ですよ!!)

島ECO学科vol.4「イノーの海の宝さがし」レポート

しかし、海の中をのぞいてみると、ウニやカニ、
なまこや青色が綺麗なルリスズメダイなど、
たくさんの生き物が暮らしていました。まさに宝箱♪

島ECO学科vol.4「イノーの海の宝さがし」レポート

島ECO学科vol.4「イノーの海の宝さがし」レポート

先生が「さわっても大丈夫だよ」と
教えてくれた、海の生物にふれてみます。

参加した子供たちは、不思議な海の生物に目をキラキラ輝かせていました。
大人の方もなまこを触ったり、手にウニを乗せてゆっくり動くのを感じたり、
五感をフルに活用してイノーの魅力を感じていました。

ネイチャービンゴゲームは、それぞれマスの中に
「なまこさわれた」「キラキラしたもの」「食事中」などの
キーワードが書かれており、それを見つけたり触ったりすると
ビンゴカードに○や絵を書くことができます。

皆さん一生懸命探していました。
子供たちの「なにかいるー!」
「先生、これはなんていう生き物?」という元気な声が
あちらこちらで聞こえてきました。

島ECO学科vol.4「イノーの海の宝さがし」レポート

先生の説明を聞きながら、
サンゴの大切さを学んだり、イノーを楽しみました。

そして、生きているサンゴの匂いも嗅ぎました!
なんだか・・・少し生臭くて、海!
っていう感じの匂いでした。
サンゴの匂いを嗅げるってなかなかできない体験ですよね。

皆さん、知っていましたか?
サンゴは植物ではなく動物なんですよー!

サンゴって枝の形をした石みたいですよね。
でも違うんです。その枝のような石のようなモノに、
ポツポツと無数の穴が開いていますよね。
この穴1つ1つがサンゴのおうちなんですって!
面白いですねぇ。

そのほかにも、
海草や手や足にマジックテープのようにくっつくなまこの解説など、
聞いていてとても面白かったです。
おもわず「へぇ〜」と呟いてしまいました。
 
島ECO学科vol.4「イノーの海の宝さがし」レポート

さて、約2時間の散策の後は、
砂浜に戻ってきてビンゴゲーム&発表会です!!

島ECO学科vol.4「イノーの海の宝さがし」レポート

全マス埋めることができた方が結構いました!素晴らしいですね♪

島ECO学科vol.4「イノーの海の宝さがし」レポート

たくさんビンゴ!した人には、
「smart sports run&walk」のスポーツタオルが
プレゼントされました。

島ECO学科vol.4「イノーの海の宝さがし」レポート

島ECO学科vol.4「イノーの海の宝さがし」レポート

そして、皆さんのauケータイをチェックしてビックリ!

なんと、「smart sports run&walk」には
海の上を歩いた軌跡が残されていました。

1人あたり1.8〜2.5キロの距離を歩いて、
約35円の寄付をすることができました。
これからも継続していきたいですね。

島ECO学科vol.4「イノーの海の宝さがし」レポート

最後に、皆さんからの発表の答えを
お知らせしておきましょう。

1つ目の質問「海での思い出は何ですか?」
皆さんの答えは・・・

・BBQやビーチパーティー
・今日のことが思い出に残った。
ペットショップでは会えない生物に会えた
・もう少し沖の方に行って潜ったら耳が痛くなったことがある
                                  
2つ目の質問「人工ビーチとの違いは何だろう?」

・イノーの方が石が多いし、海が綺麗
・岩がゴツゴツしている
・ビキニギャルがいない
・仕切りがない分、生物がのびのびと生きている
                                
いいですねー
皆さんの今までの体験や一人ひとり違う視点が現れてて、
生徒さん参加型の授業は面白いな〜と感じました。
 
そして、最後の質問です。
「なぜサンゴが必要なのか」

皆さんの答えは

・生態系の保護のため
・サンゴの周りにたくさんの生物がいるから
・海だけではなく、生き物の故郷だから

 などなど。
  私も同じようなことを思いました。

サンゴは海の生物にとっても、
私たちにとっても大切な存在ですよね。

赤土や温暖化といったストレスにより、
白化現象がみられたりして、
沖縄のサンゴが減ってきています。

最近はサンゴの移植活動が活発に行われていますが、
サンゴを植えたからそれでOKというわけではないそうです。

赤土の流入や温暖化、埋め立て等の
根本的な問題を解決しないと、サンゴは生きていけません。

イノーには、人工ビーチにはない宝物がたくさんあります。

海の生き物が作り上げた不思議な世界を
五感をフルに使って楽しんだり、
サンゴについてもっと関心や意識を高めて
沖縄のサンゴを!海を!未来に残していきたいと思いました。

島ECO学科vol.4「イノーの海の宝さがし」レポート

最後はもちろん「ニライのニ!」
一緒に歩いてくださった生徒の皆さん、
ありがとうございました!

(レポート/ボランティアスタッフ:村吉依子)






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Posted by 琉球ニライ大学事務局 at 21:34│Comments(0)授業レポート
 
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