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2011年01月20日

1月開催の授業レポート

ハイタイ!みなさま
ニラ大のスタッフ(ゆ)です。

先週末の第3日曜日(1/16)に開催された
3コマの授業のうち、2コマの授業のレポートをお届けいたします!

また、来月(2/20)の生徒募集も開始しておりますので、
琉球ニライ大学のホームページもチェックをお忘れなく♪

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1月開催の授業レポート
1)雑誌『momoto(モモト)』のつくり方(パート2)

1月開催の授業レポート

 沖縄各地で史上最低気温が記録された、寒〜い日に開催されたこの授業。県内で流行していた風邪の影響もあり、残念ながら当日キャンセルされる方もいたのですが、それでも、参加してくださった生徒さんたちの熱い好奇心がビシビシ伝わるホットな授業となりました。

 教室となったのは、(パート1)と同じく、普段は編集部スタッフやライターさん、カメラマンさん、デザイナーさんしか出入りすることのないmomoto(モモト)の事務所。編集部の原田副編とシニアライターのいのうえちずが先生となり、『momoto』が創刊するまでの経緯や、誌面を読むだけではわからない制作のおもしろ裏話、1冊の雑誌が生まれるまでの課程などをお話しました。

 ご参加いただいた生徒さんからの質問で印象的だったのは、「他の雑誌とmomotoはパっと見ただけでも明らかに違うけれど、具体的に何が違うのでしょうか?」というもの。違うところはいろいろありますが、一番の違いは、momotoのキャッチコピーである「琉球・沖縄の時代と世代をつなぐ」という編集方針。つまり、momotoという雑誌の肝は「ネタ(企画)」ではなくて、「人」だということ。人との「出会い」や、人と人との「つながり」を大切に、「この人の話を聞いてみたいな」「この人のことを紹介したいな」「この人を誰かとつなぎたいな」という編集者やライターさんの小さな思いから、1つの企画、1つのページが作られていきます。(通常の雑誌づくりはこれとは逆で、「このネタにあった人は誰だろう?」「このネタだから、この人にお願いしよう」という発想の場合が多いのです)

 また、「どうやったらこんなに素敵な写真が撮れるんですか?」という質問には、専属フォトグラファーの仲程長次が飛び入り参加して、「光」をとらえる独特のカメラアイの話で盛り上がりました。これからも、momoto編集部が読者の皆さまと「リアル」に出会い、ふれ
あうことのできる機会を作っていきたいと思いますので、その時はぜひぜひお気軽にご参加ください。素敵な授業を作ってくださった琉球ニライ大学さん、ありがとうございました!
(レポート/momoto編集部)

2)「今、子どもたちに伝えたい、性の話」
小森香織さんトークイベント&お話会

1月開催の授業レポート

 1/16(日)ジュンク堂書店那覇店の1階広場で、雑誌『momoto(モモト)』vol.5「みんなシマの子どもだった」号の発売を記念したトークイベントが開催されました。今回は、琉球ニライ大学とのコラボ授業でもあるということで、先生としてお迎えしたのは、宜野湾市で助産院を開業されている助産師の小森香織さん。『momoto』vol.5の「今、沖縄でいちばん受けたい授業」という特集の中で、性教育の誌上授業をしてくださった方です。

「今、子どもたちに伝えたい、性の話」と題したトークは、話のマクラとして、「絹製のパンティーライナーを勧める理由」からスタート。そんな無茶振りをしたのは、司会進行役のmomoto編集部いのうえちずでしたが、ジュンク堂さんで立ち読み中だった殿方の中にはギョッと方もいたかも知れません。小森先生ご自身も「こんなに大勢の男性の前で話すのは初めて」とおっしゃっていましたが、日曜の昼下がりの書店で、「性器を何と呼ぶか?」「性交渉の話を子どもにどう伝ええるか?」などなど、小森先生がとてもオープンに性の話を展開されていく様子は、とても面白かったです。

 性の話は、どこかに「恥ずかしいもの」「隠しておかなければならないもの」という刷り込みがありますが、本来は、暮らしの中に当たり前に存在する話題であり、その人がどう生きるか?という、いのちの問題にも直結していますから、隠れてするべき話ではないはずです。普段からもっとオープンに、ニュートラルに、性の話をできるといいなと思いました。

 1時間のトークを終えての質疑応答タイムでは、momotoの記事をしっかり読み込んでこられた読者の方から、「過激な性描写のあるマンガについて」「学校での性教育について」などの鋭い質問も寄せられました。また、イベント終了後には、ご希望された皆さまをmomoto編集部にお招きして、小森先生を囲むゆんたく会(お話会)を開催しました。

 お話会では、普段なかなか助産院に足を運ぶ機会のない若い世代のニラ大女性スタッフも参加して、公の場でのトークとはまた違った「セキララな女子トーク」を炸裂。もちろん、アルコールは抜きのお茶会でしたが、テンションは始終高めで、たぶん沖縄でいちばん面白い女子会だったのではないかと思います。

 自分の体のこと、いのちのこと、性のことを気軽に相談できる「町の保健室」として、助産院や助産師さんの存在が少しでも広がればいいな、と思った1日でした。
(レポート/授業コーディネーター原田ゆふ子)



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Posted by 琉球ニライ大学事務局 at 13:08│Comments(0)授業レポート
 
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